超メモ

Lancersを拠点に活動する新卒フリーランスが書き残す備忘録や働き方のまとめなど。

クライアントの気持ちを汲み取ろう。フリーランスが案件をスムーズに獲得するために

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クラウドソーシングサイトで仕事を依頼する人は増加傾向にあるようですが、必ずしも案件の数が増えたからといって、誰でも簡単に仕事が得られるようになったとは限りません。

オンラインで顔をあわせることなく仕事が得られるようになったとは言え、結局は人同士がビジネスを行っているということに違いはないのです。

そのためには、お互いに信頼関係をある程度築く必要があるのですが、今回はクライアントに信頼してもらえるような提案文やプロフィール文の書き方について、ご紹介していきます。

自分の素性を明らかにする

まずは自分の素性を明らかにする癖をつけましょう。今のキャリアやこれまで何をやってきたかなど、こちらから積極的に自分の情報を伝えるようにしましょう。

顔が見えない分、クライアントにはいつも以上にしっかりと自分が何者かを伝える必要があります。

相手が何者であれ、こちらから心をオープンにしなければ信頼は得られません。学歴など仕事に関係ない情報でも、挨拶がわりに記しておくことは重要です。


自分は「何が」できるのかを明らかにする

簡単な自己紹介の後は、自分がどういった技能を持っているのかを伝えるようにしましょう。技能といっても資格などである必要はありません。これまでに担当したことのある類似の案件や、これまでの実績などを淡々と紹介しておきましょう。

逆に言えば、ここで大事なのはあくまで「何が」であり、「どのように」を伝える意味はあまりありません。

「真摯に取り組みます」「やる気は負けません」などの文句ほどインターネット上で通じないものもないばかりか、「この人は何もできない人だ」という烙印も押されかねません。

実績やスキルは淡々とその案件に関係のありそうなものだけを紹介し、ふんわりとした表現は避けるようにしましょう。

報酬を明らかにする

もう1つ大事なのは、自分はいくらで仕事を受けられるか、についてです。

クライアントはたいていの場合、料金をあらかじめ募集要項に書いてくれていることがほとんどですが、たまに手数料や消費税込みの価格なのかが明らかでなかったり、そもそも大体の予算感だけで、「この価格でお願いします」という記述がないこともあります。

こういった場合、フリーランス側はあらかじめ「この案件だと自分は手数料・税抜きで〇〇円でお引き受けします」ということを提案文の中に盛り込んでおくようにしましょう。

そうするとクライアントにとっても「これくらいなら妥当な価格だな」「法外な値段を請求されないな」ということで、気軽に連絡を送ってくることができます。

「価格を明らかにするとコンタクトを取りに来てすらくれないのでは」と思われる方もいるかもしれませんが、こちらから報酬金額を提示しておかないと、トラブルの原因にもなりかねません。

そして、たとえ値段を明らかにせずにコンタクトを取ることに成功しても、こちらが満足できる金額でなければ「じゃあいいです」ということで契約につながらないばかりか、メッセージを取り合った時間すら無駄になってしまいます。

それなら、初めからこちらの提案金額に同意してくれるクライアントとのみ連絡をとったほうが、時間とストレスのムダを削減できるのです。

自分の手取り報酬がいくらになるのかは、間違いなくクライアントへ伝わるよう心がけておきましょう。

おわりに

素性・実績・報酬の3つを明らかにすることは、何もオンラインの案件獲得に限った話ではありません。

フリーランスとして仕事を受けようという際には、ぜひこの3つのポイントを意識して伝えるようにしてみると良いでしょう。

 

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