超メモ

Lancersを拠点に活動する新卒フリーランスが書き残す備忘録や働き方のまとめなど。

フリーランスライターの僕がコピーライターの肩書きにこだわる理由

f:id:oxword:20191202082027j:plain

ライターにも様々な職業があり、人それぞれで業務内容も異なるというお話を前回書きました。

僕は結構字を書くことに関しては何でも受けているタイプのライターですが、基本的にはコピーライターとして認知してもらえるよう、最近はそう自称するようにしています。

コピーライターらしくない仕事もやっている僕が、わざわざコピーライターを自ら称している理由について、今日はご紹介していきます。

フリーランスライターの仕事について

僕は今年の春に大学を卒業してフリーランスになったわけですが、主にライティング業務を受け持っています。

フリーランスライターが、あるいは僕がどんな仕事をしているのかについては前回の記事を読んでもらえれば良いのですが、コピーライティングもそんな数ある業務の一環です。

わざわざコピーライターと自称することで、他の案件が減ってしまうのではないかと思われることもあるかもしれませんが、自らをコピーライターと言い切ってしまうことのメリットの方が、実は大きいのではないかと最近考えています。

何故コピーライターなのか

別に肩書きはコピーライターでなくてもいいのでは、と思う方もいるかもしれませんが、これにはいくつかの理由があります。

アイデンティティの担保

1つ目はIDの問題です。コピーライターを自称することで、見知らぬ相手にも自分が何者なのかを簡潔に伝え、理解してもらうことができます。

フリーランスライター、あるいは単なるライターを自称すると、何でもできるように見える一方、逆にその人の実体がつかみにくくなってしまう節もあります。

「この人は何が得意なんだろう」と思われてしまうことで、「この仕事はあの人に頼もう」という動機付けを、クライアントから奪ってしまうことになるのです。

そこで「私はコピーライティングを生業としています」とあえて伝えてしまうことで、相手方に自分のことを知ってもらうだけでなく、しっかりと覚えてもらうことができます。

「得体の知れない存在」から、「フリーのコピーライターの人」へと格上げして理解してもらえるため、社会的な信頼性も向上します。

信頼性アップ。案件獲得が容易に

社会的な信頼性が担保されたことにより、案件の獲得も比較的容易になります。

前述のように、「コピーライティングの仕事はあの人に任せよう」というきっかけをクライアントにもたらすことができるので、仕事を振ってもらいやすくなるという理屈です。

これに関しては、今の時点でどれだけ効果があるのかは定かではないのですが、それでも自分のイメージを掴んでもらいやすくすることは、案件獲得の上では非常に重要だと思っています。

高単価でやりがいのある仕事ほど、自分の実像をはっきりと掴んでくれている人から振られるということは、僕も実感済みだからです。

コピーライティングが好き

最後はやっぱり、僕がコピーライティングの仕事を好んでいることが大きいでしょう。

通常のSEOライティングやインタビュー記事などとは違い、コピーライティングには明確に何か商品を売り込むという意志があるため、セールスが文章次第で大きく変わってくることもあるものです。

商品を通じてクライアントと、商品を手に取る消費者、そして自分という3者のコミュニケーションが行われるのも、コピーライターの仕事の面白いところなのです。

そして、コピーライターの肩書きを表明していくことで、当たり前ですがコピーの仕事も比較的受けやすくなっていきます。

実績に基づいている必要はもちろんありますが、「自分はこの仕事がやりたい!」という意思を表明する上でも、肩書きに自分の好きな職業をセットすることは大切なのです。

まとめ

フリーランスライターというのは、雑談程度であれば聞こえの良い肩書きかもしれませんが、実際にビジネスの相手に紹介するとなると、ある程度こちらから方向付けを行っていかないと、「よく分からない人だな」と思われてしまうものです。

肩書きを持つということは責任も伴いますが、その責任が相手に理解を促し、新しい仕事のきっかけをもたらしてくれるのです。