ランサーズで使える!おいしいライター案件の選び方
ネットで仕事を受けてお金を受け取る完全在宅ワーカーの頼もしい味方、ランサーズですが、手間取るのはやはり案件選びです。
特にライティング案件は単価のピンキリが大きく、1文字10円を超えるものもあれば、1文字0.5円なんてものも存在します。
まだランサーズを初めて間もない人にとっては、いったいどんな案件を選ぶのが良いのかという検討をつけることもままならないものです。
ランサーズでお世話になって早4年が経過した僕ですが、今回は自分の経験から、初心者にもオススメしたい有料案件の選び方についてご紹介していきます。
プロジェクト方式に限定しよう
最初にオススメしておきたいのは、ライティング案件はプロジェクト方式のものを選ぶということです。
ライティング案件にはコンペやタスクといった方式で応募できる者もありますが、どちらも確実性に欠けています。
コンペ方式は実績がないうちに選定されることは難しいですし、そもそもどれだけ時間をかけて提出しても、選ばれなければ収入につながらないため、主な収入源とするには相当な熟練度が必要になります。
タスク案件はコンペよりも確実ですが、単価は安く、時に仕事をしたのにも関わらず不採用ということでお金が支払われないケースもあるため、コンペ同様、確実性に欠けています。
そうなると活用したいのがプロジェクト方式です。
プロジェクト方式はあらかじめ履歴書や提案書を送ることで選定をしてもらい、選ばれればクライアントは入金の上で仕事を依頼してくれるため、報酬をもらいそびれる心配はありません。
バイトの面接などと同様に、報酬を受け取る前に必要な手間は提案書を送るプロセスだけで済むため、最もコストパフォーマンスと信頼性に長けた選択肢なのです。
文字単価は手数料抜きで1円以上のものを選ぼう
2つ目のポイントが、文字単価1円以上の案件を選ぶという点です。
正直言って、文字単価1円に満たない額の仕事は割に合いません。どうしても1円以上の単価で仕事が得られなければ受けてみるのも良いかも知れませんが、最低でも手数料や消費税は別途でもらうようにしましょう。
ただ、単価1円未満の案件でも、効率よくやれば時給換算で1,000~2,000円程度の収入になることも珍しくはありません。また、しっかりと案件をこなせば実績にも繋がるため、バイト感覚でトライしてみたいという場合であればやってみるのも手です。
そして、単価1円を謳う依頼でも、事前に税抜き・手数料抜きで1円以上が保証されているかどうかを確認しておきましょう。
これさえ確認できていれば、時給換算2,000~3,000円もかなり手堅く得られるようになります。
継続依頼につながるものを選ぼう
3つめは、継続依頼を得られるかどうかの確認です。仕事を常に安定させるべく、足繁くランサーズを確認することは良いのですが、単発の依頼ばかりだとその度に提案を送らないといけないだけでなく、必ずしも自分の提案が通るとは限りません。
そこで案件に提案する際には、それが継続依頼であるかどうかも確認しておきましょう。
場合によっては1~数年単位で長期的に契約したいというクライアントの人たちもいますし、むしろそういう人を探しているというケースも多いので、「自分は長期継続も可能です」と提案に追記しておくのも良いでしょう。
実際、クライアントは仕事のたびに安定したクオリティを担保できるライターを探すのにも苦労しているのです。
良識のある発注者を選ぼう
案件獲得の前に、発注者が信頼できる人物かどうかを確認することも大切です。
怪しいネットビジネスを行なっていないか、会社は実在しているかなど、少し感覚的な部分にもなるのですが、ある程度素性が客観的に把握できる人物かどうかを提案の時点で確認しておきましょう。
人によっては、プロジェクトが進行している途中に連絡が取れなくなったり、なかなか報酬を振り込んでくれないというケースも起こりかねません。
できれば実績のあるクライアントを選び、真面目に取り組んでくれる人の依頼に応募するようにしましょう。
ラクして儲けようとしない。甘い話には乗らないようにしよう
以上が案件選びの際に使える基本的なポイントですが、安定して収入を得るためには、やはり甘い話に乗らないという心構えも重要です。
たまに1文字5円で大量募集といった,とても都合の良い案件が流れてくることもありますが、「最大5円、0.3円スタート」のように、うまい話にはからくりもあるものです。そして、このようなケースはたいていの場合1円で頭打ちになることがほとんどです。
僕が1円以上の案件をおすすめするのは、1円くらいの案件が最もローリスクにリターンを得られる確率が高いためです。現実的な数字ですし、新参ライターとしては決して悪い額ではありません。
効率よくやれば平均的な会社員並みに稼げるボーダーラインの単価にもなるため、まずは確実にこれくらいの案件を抑えられるようになると良いでしょう。