文系新卒フリーランスの案件獲得方法
こんにちは。フリーランス生活が始まって7ヶ月が経とうとしている者です。
新卒フリーランスにとって、おそらく最も重要になってくるのが新規案件の獲得です。案件を1つ取るまでは無給ですし、クライアントに提案したからといって必ずしも仕事を振ってくれるとも限りません。
最も重要であり、かつ最も苦しい部分でもありますが、案件は一度とってしまえば収入は入ってきますし(もちろんきちんと仕事をこなす必要はあります)、何より継続して案件を振ってくれることも期待できます。
そして報酬が大きい仕事ほど継続して案件を振ってくれることも期待できるということで、大きい案件ほど力を入れたいものです。
僕が主に活動しているのはランサーズというクラウドサービスなのですが、今回はそこでどのようにして案件獲得につなげているかについて、少しご紹介したいと思います。
案件獲得の入り口
ランサーズでは3つの仕事形態が用意されています。
- 提案なしですぐに仕事ができる「タスク」
- キャッチコピーやネーミングなど、依頼主に直接フリーランサーの成果を選んでもらう「コンペ」
- フリーランサーが案件に関する提案を行い、クライアントがその中から優秀な人を選んで仕事を始める「プロジェクト」
とあり、僕が得意としているのは「プロジェクト」形式です。なぜこの形態を選んでいるのかについては今度話すとして、ひとまずプロジェクト形式を通じて、これまで実際にあった案件獲得までの流れをご紹介します。
こちらから提案して獲得
1つは最もスタンダードな提案→案件獲得のプロセスです。提案の際は簡単な経歴と、どういった仕事がその案件の中でできそうかを伝え、選んでもらえればこれ幸いというシンプルなものですね。
どういった情報を書いて欲しいというものが、あらかじめクライアントから指定されていたりするので、ここは見逃さないようにしましょう。
あと、当たり前ですが必ずしも提案したからといって選んでもらえるわけではないので、めげずに何度も提案を様々なプロジェクトに送る必要があります。
実績がついてくると、それなりの打率で提案を承諾してもらるようになります。むしろまだランサーズの利用を始めて間もないうちは、ここで文章の練習をする必要するあるような気が最近はしています。
同クライアントから別案件の依頼
一度案件をもらい、満足のいく仕事ぶりを発揮すれば、継続して案件を振ってもらえることがあります。
長期案件として前回と同じもの数年がかりで依頼してくれるケースもありますし、そのクライアントの別のプロジェクトを手伝って欲しいという話になることもあります。
これは結構抑えておきたいところで、単発の案件だと発注のたびに提案を練らなければいけないため、非効率になってしまいます。
長期となる場合はそのことをあらかじめ伝えてくれるクライアントもいますし、何度かやっているとなんとなく長期になりそうなものはわかります。
この案件を確実に抑えられるようになると強いでしょう。
新規クライアントからのオファー
実績がついてくると、提案を送っていない発注者から直接仕事の依頼が来るようになります。
これはよくランサーズや他のアウトソーシングサービスでもうたい文句として言われていたりするものですが、僕も本当に来るまでは半ばその存在を疑っていました。
ただ今年の9月くらいになって、新規で問い合わせが来ることも実際に増えてきています。
こういった案件は単価が高いことも多く、仕事がやりやすい優良なクライアントさんであることもほとんどなため、実際に来るようになれば心強い存在です。
ただ、自分から直接アクションを起こして得られる機会でもないので、少しづつ実績を重ねて問い合わせが来やすい環境を作っていくようにすると良いでしょう。
(おまけ)外部からの依頼
ここはランサーズ外部の話になるため非常に個人差が大きくなりますが、クライアントから直接仕事を受けることができれば大きな収入源となります。
ランサーズ経由の依頼は基本的に20%の手数料を契約金額から差し引いているため、ランサーの手取りは8割程度しか手元に残りません。
一方てクライアントから直接依頼を受けることができれば手数料分も自分の収入にしてしまうことができるため、シンプルにお得なパターンであると言えるでしょう。
こういった仲介サービスの外から依頼を受けるための手段はいくつもありますが、僕は基本的に知り合いの人か、もともとランサーズ経由で依頼していたクライアントが別のプロジェクトの開始に際して直接依頼したいとしてオファーを送ってくれるパターンです。
これに関しては様々な営業方法があり、ランサーズなどが主催するイベントなどに顔を出すといったことも有効なのだそうですが、僕はやったことがないのでここでは控えておきます。
いずれにしろ、外部からの依頼が取れるほど信頼性と実績が出てくるようになれば、収入的にも気持ちの上でも安心できるところです。
おわりに
なんとなく、僕が新卒1年目の間にどのような方法で案件を受けてきたかについてまとめてみました。
細かい提案方法やプロジェクトの進め方、やり取りの方法についてはまた別の機会にお話しするとして、どのように収入を得ているかを把握してもらえれば幸いです。