超メモ

Lancersを拠点に活動する新卒フリーランスが書き残す備忘録や働き方のまとめなど。

就寝時間と起床時間は絶対に決めた方が良い理由

wake up

規則正しく生きるためのアプローチは様々存在するが、私が最もはじめに取り組むべきと思っているのは、就寝時間と起床時間の固定である。

体感、世の中の9割の人はこれができていないと思うのだが、世界最強の健康法もここに尽きるのではないだろうか。

要は睡眠のルーティンを作る事が重要なのだが、今回はそんな睡眠サイクルの規律化について、自分なりの見解を紹介したい。

 

 

なぜ就寝・起床時間を固定すべきなのか

就寝時間、および起床時間を決めてしまう事で、様々な効果が期待できる。

健康増進

一つは、健康増進である。この時間になったら起きる、この時間になったら寝る、というリズムを体に植え付ける事で、生体バランスが整えられ、質の高い睡眠と生理的機能の改善を得られるのだ。

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平日は少なく、休日に寝られるだけ寝るという「寝溜め」を実行する人も多いが、これはすでに人間の疲労回復や睡眠時間の確保として効果がないことも立証されつつある。

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そのため、毎日確実に睡眠時間を確保し、なおかつ同じ時間帯に睡眠を取る事が重要なのである。

メンタルヘルスの改善

睡眠時間の確保と時間帯の一律化を実施する事で、精神衛生の改善も期待できる。

正しいリズムで睡眠を取る事で、深い眠りを獲得し、脳の疲労回復とともに、ストレスの低下も望めるためだ。

www.armg.jpテレワークになってから気分が優れない、よく寝ているのにストレスがたまるという人は、直ちに毎日の睡眠にリズムをもたらす必要があるだろう。

仕事効率化

心身ともに健康となれば、業務にも良い影響が期待できる。決まった時間に仕事を開始し、業務を終えられる機会が生まれるので、健康的なライフスタイルの実現にも役立つだろう。

小手先の技術でどうにかするよりも、まずは毎日の睡眠を見直しところから始めるべきだろう。睡眠のリズムは自分の気持ちの問題なので、最も安価で、効果も高いライフハックである。

平日・休日でサイクルが違う人は注意

体の健康にとって、今日が平日であるか、休日であるかはあまり関係がない。そのため、平日と休日で起床時間や就寝時間に大きな差がある人は、リズムが定着せず曖昧になっている。

身体にリズムが浸透している場合、目覚ましがなくともいつもの時間に目を覚まし、就寝時間が近づくと眠くなるものだ。

起床が辛い、あるいはなかなか就寝モードに入れない場合、別の問題が存在する可能性もある。これについては別の記事で紹介する。

いずれにせよ、平日も休日も関係なく、いつも同じタイミングで眠り、そして目覚められるリズムを整える事が、現代人には急務である。

「早寝早起き」である必要は全く無い

同じ時間に眠り、そして目を覚ますと聞くと、早寝早起きを想起させるが、実はその必要はないと考える。

もちろん、午前中に日の光を浴びると健康に良いなど、朝早くに目を覚ますことのメリットはいくつもあるが、人間には起床・就寝に最適な時間が個人によって異なるので、早寝早起きはマストではない。

肝心なのは、毎日同じ時間に起き、同じ時間に眠るというルーティンである。早起きだろうと遅おきだろうと、身体に最適なリズムを実現する事で、上記のメリットを享受できるのだ。

ただ、睡眠のルーティンに個人差があるとはいえ、7時間前後の睡眠と、午前中の起床は多くの人にお勧めしたい。

夜型の人間も一部存在するとはいえ、大抵の場合朝方であるため、夜型の生活をするとバランスが取れなくなる。

www.teamspirit.co.jpまた、勤務時間や飲食店の営業時間など、社会は朝方を中心に回っているため、夜型の生活は多くの不便を伴うことになる。

繰り返すが、睡眠のルーティンは毎日確実に繰り返す事が重要なので、仕事の有る無しで起床時間や就寝時間を変えてはいけない。

そのため、結局のところ早寝早起きが最も効率的な睡眠サイクルであると言えるのだ。

まとめ

就寝時間と起床時間をルーティンにする事で、心身へ絶大なメリットがもたらされる事は様々な研究で明らかになっている。

何かと考えることや遊びたいことで睡眠は蔑ろにされがちだが、これさえ守ればあとは好きなようにしても良いほど、睡眠のルーティンがもたらしてくれる恩恵は大きいと感じている。

6年以上テレワークを続けているが、出社の概念がない分、この睡眠習慣のおかげで、私の生活は成り立っているようなものだ。

テレワークに移行して、出社の必要がなくなっている会社員の方にも、是非トライしていただきたい健康習慣である。