超メモ

Lancersを拠点に活動する新卒フリーランスが書き残す備忘録や働き方のまとめなど。

集客がない時の不安を解消する方法

need a solution

フリーランスをやっていると、ふとした時に閑散期がやってくるものだ。それがたまたまなのか、世の流れとして必然的にやってくるのかはまちまちだが、こういった時期は継続的に起こるものである。

それまで忙しく過ごしていると、突然やってくる閑散期は負担が小さくなって休暇気分を味わえる一方、「これはいつまで続くのだろう」という、なんとも言えない不安にも襲われるものだ。

「来月から忙しくなるぞ」などと閑散期の出口が見えていればこういった不安に怯える必要もない。しかし経験が浅かったり、想定外の出来事であったりすると、「このまま仕事がなくなるのでは」という心配をしなければならなくなる。

このように、集客がない時の不安は自分自身でも幾度となく経験してきたが、解消に効果的な方法もいくつか実践してきた。

ここでは、自分にとって効果的だったいくつかの方法について、簡単に紹介したい。

「趣味でリフレッシュ」は意味がない

不安を和らげる方法としてよく紹介されているのが、好きなことをしてリフレッシュするというものだ。

確かに仕事で煮詰まった時や、どうしても上手くいかない問題に直面した時、気分転換を行うことは有効である。

しかし、「お客さんが集まらない」という悩みに対して、趣味でリフレッシュすることを解決策のファーストオプションとするのは間違いである。

悩みの種がある場合、それを解消するための方法として最も有効なのが問題の解決である。

趣味でリフレッシュというのは、問題を解決するための手段ではなく、逃避である。集客施策を考えて、それでもうまくいかないならリフレッシュも良いが、いきなり趣味に走っていては問題解決につながらず、先延ばしにしているだけである。

 新規顧客獲得に力を入れる

このようなケースから、集客の悩みを解消するためには集客のために動き出す他ないと言える。幸い、集客が減ったということは、コア業務にリソースを割かなくて良いということである。

そこで余った時間を新規顧客獲得に費やすことで、集客の不安を効果的に解消できる。

不安というのは精神衛生の問題なので、集客そのものが即効性を持つ必要はない。自分なりに有効そうな施策を実行することで、「少しは前進できたはずだ」という実感を得られることに意味があるのだ。

これまでの業務を振り返り、課題となっていたところを修正したり、さらなるスキルアップに励むのも良いだろう。

様々な視点から業務改善に取り組むのが、不安解消に対する何よりの薬となる。

新しい事業について検討する

集客のない仕事にどうしても取り掛かる事ができない場合、新しいビジネスに目を向けてみるのも良いかもしれない。

今の自分のスキルを他の仕事に生かせないか、自分の趣味をどうにかお金に変えられないかと思案し、商売の感覚を養うのである。

本業として成立させる必要はなく、月収として数万円でも得られればその達成感は大きい。スモールスタートで始められる事業を検討し、実践できるのが理想的だ。

例えうまくいかなくとも、そこで得た経験や思索のプロセスは、本業の大きな助けとなってくれるはずだ。

おわりに

簡単に集客がないことへの不安を和らげる方法を書き留めてみたが、要するに不安解消には問題から大きく逃げようとしない事が最も効果的という事だ。

様々な策を検討し、どれもうまくいかなそうとなった時、自身を振り返る意味でリフレッシュにシフトする事がおすすめである。

フリーランスをしていると様々な課題に直面するが、一つ一つに自分で対処しなければならない。

問題からの逃げ癖を身につけてしまうと、どこかでしっぺ返しを喰らうことになるだろう。